「AlibabaProtect」(Alibaba PC Safe Service.exe)を削除する方法
ここ最近、日本にいるにもかかわらず、ChromeでYouTubeやHotmailが開けなくなりました。
あとDropBoxも使えなくなっていましたね。
原因をいろいろ調べていると、以前アンインストールしたはずの淘宝(タオバオ)の「阿里旺旺」のフォルダ「Alibaba」「TaobaoProtect」や、ブラウザの安全をチェックする「AlibabaProtect」のフォルダが残ったままになっていました。
しかもタスクマネージャーで見ると、「Alibaba PC Safe Service.exe」が動いています。これが悪さをしていたようですね。
中国のばあい、一流企業でも平気でこういうのがあるのが怖いですね。
「AlibabaProtect」フォルダは、そのまま削除しようとしても削除できません。
またタスクマネージャーで「Alibaba PC Safe Service.exe」を止めようとしても止められません。強制停止をすると、なぜかCPU使用量が100%になって、停止させてくれません。
今回フォルダを削除する方法がわかったのでお伝えします。
削除したことによって、ChromeでYouTubeやHotmailを観ることができるようになりました。
それでは手順を書いていきます。
「AlibabaProtect」(Alibaba PC Safe Service.exe)を削除する方法
「AlibabaProtect」フォルダさえ削除できれば、「Alibaba PC Safe Service.exe」は止まります。
方法ですが、
1:まず「コマンドプロンプト」を「管理者として実行」で開いてください。
コマンドプロンプトは、Windows10なら右下の虫眼鏡マークの検索欄に「コマンドプロンプト」と打ち込めば一覧に出てきます。
ただし起動するときは、「管理者として実行」を選んでください。
すでにデスクトップとかに「コマンドプロンプト」のアイコンがあるばあいは、右クリックメニューから「管理者として実行」を選べばOK。
次ですが、
2:コマンドプロンプトの入力欄に
と打ち込んでエンターキーを押します(上のをそのままコピペしてもOK)。
3:PCを再起動します(ここ重要)
4:システムドライブ(おそらくCドライブ)の「Program files(x86)」フォルダ内にある「AlibabaProtect」フォルダを削除。
これでタスクマネージャーを確認すれば、「Alibaba PC Safe Service.exe」は無くなっているかと思います。
「Alibaba」「TaobaoProtect」を削除する方法
「阿里旺旺」をインストールしたことのある人用です。
アンインストールしても「Program files(x86)」フォルダ内にある「Alibaba」「TaobaoProtect」のフォルダは残り、直接削除しようとしてもできません。
中国のアプリは本当にこういうのが多いので、完全アンインストールが面倒ですね。
1:タスクマネージャーの「サービス」タブで、
wwbizsrv
tbsecsvc(もしあれば)
の2つを右クリックメニューから停止。
2:先ほどとおなじように「コマンドプロンプト」を「管理者として実行」で開く。
3:コマンドプロンプトの入力欄に、以下を入力(コピペでもOK)してエンターキーを押す。
さきほど「tbsecsvc」があったばあい、
も入力してエンターキーを押す。
4:以下のフォルダを削除。
・「Program Files (x86)」フォルダ内の「Alibaba」と「TaobaoProtect」を削除。
・システムドライブ(おそらくCドライブ)の「ユーザー」(もしくは「Users」)フォルダ内の
「(ユーザー名)\AppData\Roaming」フォルダ内の「TaobaoProtect」を削除(ユーザー名はあなたのIDです)。
削除できないばあいは、再起動後にもう一度削除を試してみてください。
まとめと感想
ChromeでYouTubeなどいろいろ表示できなくなってしまったので、PCになにかウイルスを仕掛けられたのかと思っていました。
中国から持ってきたPCですしね。
実際、ウイルスみたいなものが入っていたのが原因でしたね。
さすがにアンインストール後にexeファイルを残すような真似はしないでほしいですね。
おなじ症状で苦しんでいる方の参考になればと思います。
【追記】この方法を使っても、ChromeでYouTubeなどが観られないばあい、Microsoft Edgeなど別のブラウザを使用することをおすすめします。