Twitterに「現金10万円当選」のDMが来た話ーあなたは大丈夫?Twitter詐欺の手口と対処方法

2020年1月2日

詐欺

つい先日、Twitterにダイレクトメール(DM)が届きました。

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なんかのアドレス(クリックしてない)

※本日中に受け取り手続きがない場合は無効となります。

ストレートすぎる気がしますが、これでひっかかる人がいるからやっているのでしょう。

目先の金に目がくらむ人もいるニャ。

せっかくなので、今回はTwitter詐欺の手口とその対処法について、また怪しいTwitterアカウントの特徴についても書いていきます。

 

詐欺師は「ちょっとした儲け話」を利用する

Twitterが存在しないころから、電子メールを利用して別サイトに誘導する手口はありました。

架空請求のためにアドレスを踏ませたりなどですね。

しかしいまは手垢が付きすぎて、だまされる人も少なくなったかと思います。

たとえアドレスを踏んだとしても、「架空請求は無視しておけばいい」というのはもはや一般常識でしょう。

多くの人は先ほどのようなメールが届いても、まず相手にしないと思います。

なんでいまだにこんな手口があるニャ。

多くの人は相手にしなくても、残念ながら千人にひとりか一万人にひとりぐらいはひっかかる人がいるからです。

ひっかかりやすいのは以下のようなタイプかと思います。

1、金銭的に切羽詰まっている。

2、副業に興味がある。

3、「好きなことで生きる」「世界を旅しながら仕事」という言葉に反応しやすい。もしくはそういう人たちをたくさんフォローしている。

情報商材にひっかかるタイプの人たちニャ。

金銭的に切羽詰まっているばあい、その悩みで脳内のワーキングメモリを使ってしまって、正常な判断力を失ってしまうことがあります。

典型的なのは、株やバクチで大負けしているときに、取り返そうとさらにお金をつぎ込むような行動です。

これは人間の性質上、どうにもなりません

誰にでも起こり得ることです。

人間はそういうもの」だと理解して、どうにか自分で制御するしかありません。

人間の性(さが)ニャ。どうにもならないニャ。

問題は2と3です。

情報商材ブームはもう過ぎましたが、最近は副業ブームなどで、「とにかくなにかして稼がないといけない」と考えている人が増えているかと思います。

そうなると、ちょっとした儲け話にも食らいついてしまうようになり、それを詐欺師に利用されてしまいます。

熱意は判断力を鈍らせるニャ。

3についてですが、「好きなことで生きる」こと自体は悪いことではありません。しかしそれを利用しようとする人たちがいるのも同時に意識しておいたほうがいいでしょう。

ゴールドラッシュのときに儲けたのは、金を掘る人たちではなくて、その道具を売っていた人たちなのです。

 

Twitter詐欺が利益を出す手段

それにしてもなんで10万円ニャ?

「現金10万円」という値段ですが、多すぎず少なすぎずの結果でしょう。

もしこれが100万円とかになると一気に怪しくなります

10万円以下の金額でもいいのですが、それだと今度はインパクトが足りなくなります。

ある程度の金額を見せておけば、被害者はその金額を得るためにちょっと苦労してくれるようになります。

受け取りの手続きをしてください」のアドレスの先に何があるかといえば、個人情報の登録です

個人情報をどう利用するニャ?

この手のTwitter詐欺は個人情報を利用してなにかをしようというわけではなく、単純に情報商材や会員サイトのアフィリエイトリンクを貼っていることが多いです。

いわゆる「無料の資料請求はこちら」「会員登録で資料無料」みたいなやつですね。

一人資料請求させれば、情報商材サイトなどから報酬がいくらか支払われます。

せこいニャ。

そういう意味ではそこまで大きな害はないのですが、気持ちのいいものではありません。

 

だまされる人は何度もだまされる

もう一つは「ひっかかりやすい人リスト」を作るためだといわれています。

詐欺にひっかかった人というのは、その後もだまされつづけることが多いのです。

痛い目にあってるのになんでニャ。

さきほども述べたように、金銭的に切羽詰まっている人というのはその悩みのせいで判断力が低下します

一度ひっかかったことから、それを取り戻そうとまた手を出してしまうのです。株やバクチの損を取り戻そうとする心理とおなじで、あせって判断力を失ってしまいます。

もう一度さきほどの文面を見てみましょう。

【当選おめでとうございます!!】

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本日中に受け取り手続きをしてください!

なんかのアドレス(クリックしてない)

本日中に受け取り手続きがない場合は無効となります。

本日中に」が2回も繰り返されていますね。

急がせて判断させる時間を与えないというのは、詐欺の典型的な手口です。

逆にいえば、これにひっかかる人は切羽詰まっている状態ともいえます。

そういう人のリストというのは、悪徳業者からすれば喉から手が出るほど欲しいものです。

つまりクリックを踏んで個人情報を登録してしまうと、その後もしつこくその手の連中から付け狙われることにもなります。負のサイクルが作られてしまうのです。

間違って登録してしまったらどうすればいいニャ?

架空請求とおなじく、無視が一番の方法です。

詐欺師側としては多数の中からひっかかる人がいればいいので、一人ひとりにあまり時間をかけてはいられません。

あくまで向こうからアクセスしてくる人を相手するだけです。

とにかく無視ニャ。

 

Twitterに怪しいDMが届いたときの対処法

基本的には相手にしないことですが、やっておいて欲しいのは、

Twitterに通報する

・ブロックする。 

の2点です。

通報は簡単にできますし、そのあとでブロックするかどうかも聞かれますので、とりあえず通報しておきましょう。

まあ、Twitterのアカウントはメールアドレスさえあればいくらでも作れますし、向こうからすればバンされても新しいアドレスを作って再開すればいいだけです。そこまで効果はないかもしれませんね。

しかしフォロワーさがしを1からしなければならない面倒さがあるので、とにかく通報はしておいたほうがいいかと思います。

それと間違っても返信しないようにしてください。

文句の一つもいってやりたいかもしれませんが、基本スルーで。いちいち相手にするのも時間の無駄です。

詐欺師側もコピペ文を貼っているだけ。いちいちこちらを相手にはしません。

 

Twitterの怪しいアカウントの見分け方

怪しいアカウントの特徴を以下に示します。

@のあとのアルファベットがめちゃくちゃ

「@pkgkwrenbrwpew」など、Twitterを取ったばかりの状態そのままです。

詐欺師は数打つ方法を取っているので、いちいちアカウント名を考えたりはしません。

人気のあるワードをTwitter名に使う

けものフ〇ンズ」など、ネットでの支持率が高い人気ワードを使ってきます。

ファンの人はそのワードに安心してしまうという心理を利用した手口です。

そして人気ワードなのでファンは多い。数打ちゃ当たるの確率を増やしてくれます。

プロフィールの説明が空白

書くのも面倒なので空白のままです。

詐欺師側はアカウント停止になること前提なので、アカウント一つひとつに時間をかけてはいられません。

プロフィールに「夢」「旅行」「自由」などのワードがある

情報商材系のTwitterアカウントによく使われています。

「世界を旅しながら自由に仕事をする」みたいなやつですね。

夢を語ることは良いのですが、夢を利用するのはどうかと思います。

ただ最近は手垢が付きすぎた手法なので、空白にしておいたほうが面倒くさくないということであまり使われていないようです。

 

まとめ

「月20万稼ぐ方法」

「プレゼント当選で10万円」

利益が発生するのは詐欺師側だけです。

見ず知らずのあなたに利益は発生しません

どこの誰が、見返りもなく、見ず知らずのあなたにわざわざ利益を届けてくれるのでしょうか。

見返りがあるからせっせとTwitterアカウントを作って、10万円当選のDMを送っているのです。

そりゃそうニャ。

変なDMが来たら、とりあえず淡々と通報してブロック。返信して文句をいったりするのは時間の無駄なのでやめておきましょう。

中国でも似たような詐欺は多いので、また機会があったら書こうと思います。