仮想通貨「イーサリアム」を小学生にもわかりやすく解説

以前、BTC(ビットコイン)とBCH(ビットコインキャッシュ)の違いの記事を書きましたが、今回は「イーサリアム(ETH)」という仮想通貨についてです。


またなんか危険そうなものニャ。

現在の仮想通貨(暗号通貨)は、取引で使われることは少なく、ほとんど投機目的のものばかりなので、リスクはきわめて高いです。

最近は株価も仮想通貨も高騰して、なんかもうかりそうという理由で投資(というか投機)を始める人が多くなってきました。

しかし投資は「理解できないものには投資をしない」が鉄則。

大切なお金を適当に使うことだけは避けたほうがいいでしょう。


ビットコインは聞いたことあるけど、イーサリアムは聞いたことないニャ。

仮想通貨の世界では、「ビットコインかそれ以外」というような分類になっていて、ビットコインの知名度がダントツに高いですね。

その「ビットコイン以外」の仮想通貨をまとめて「アルトコイン」といいます。

イーサリアムはそのアルトコインの一つです。

正確には、イーサリアムは仮想通貨を構築するプラットフォーム(土台)のことで、その中で採掘できる通貨は「イーサ」といいます。


仮想通貨のほうは、正しくは「イーサ」なのニャ。

ただ現在日本では、とくに分けて使用されてはいませんね。

イーサ(イーサリアム)は、市場規模としてはビットコインに次ぐ世界2位です。ビットコインの、およそ20%ぐらいの規模ですね。


けっこうでかいのニャ。

 

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イーサリアムの歴史

イーサリアムの開発がおこなわれたのは2013年で、リリースされたのは2014年です。

一般公開されたのは2015年ですね。


めちゃめちゃ歴史が浅いニャ。

仮想通貨の歴史はそんなものです。今後どう転ぶかもわからない存在です。

開発したのはカナダのウォータールー大学の学生、ヴィタリック・ブテリン氏です。


大学生がつくったのニャ。

ブテリン氏はもともとビットコインに興味があり、「ビットコインマガジン」という雑誌を発行していました。

そこから「自身でもつくってみよう」ということになったのですね。


もともと仮想通貨に興味があった人なのニャ。

 

イーサリアムの特徴

イーサリアムの仕組みは、基本的にはビットコインとおなじです。

マイナー(採掘者)がイーサリアム上で、仮想通貨「イーサ」をマイニング(採掘)します。


ビットコインとの違いはなんなのニャ?

ビットコインは(仮想通貨としては)昔のシステムなので、いろいろと不便な部分があります。

それを解消しようとしたのが、前の記事で話したビットコインキャッシュです。


ビットコインからハードフォークした仮想通貨ニャ。

これについては、ビットコインとビットコインキャッシュの違いの記事を読んでください。ハードフォークについても書いています。

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イーサリアムはビットコインと違って情報の記録以外に、プログラムを実行する機能もついています。

それと「送金の予約」といったこともできます。

たとえば「1か月後に20ETH(イーサ)払います」と予約すれば、その通りに実行されます。

また仮想通貨間で取引をするときに、たがいが支払いをすませたことを確認してから、自動で送金がおこなわれます。

たとえば「1BTC(ビットコイン)と20ETHを交換」するばあい、どちらも支払いをすませたのを確認してから、送金されます。

これを将来、「商品とイーサとの交換」にまで発展させられる可能性があります。


ネットオークションの取引みたいニャ。

ようするにイーサリアムの上で、商品や他の仮想通貨の取引がおこなえる「場所(プラットフォーム)」が提供できるのです。

もう一つの違いですが、イーサリアムはビットコインと違って発行上限がありません。


それって、いくらでもイーサを作り出せるということニャ。まずくないのかニャ。

希少価値がなくなるという問題はあるでしょう。

ただ、ビットコインはマイニングコストがどんどん高くなっているという問題があり、それだとお金のある一部の人たちが有利になってしまいます。

イーサはマイニングに参加しやすいようにして、一部の人たちが得しないようにしつつ、安定的にイーサを供給する環境を作っています。

ただ今後、イーサの発行量によっては、上限が付く可能性あるかもしれませんね。

実際、アップグレードしたイーサリアム2.0では「供給量は減少していく」と、ブテリン氏が述べています。

 

イーサリアムの安全性

2016年に「THE DAO 事件」というのが発生しています。

資産運用が簡単にできる「THE DAO(自律分散型組織)」というプロジェクトを発足したのですが、そのときハッカーに50億円相当のイーサが盗まれました


盗まれることがあるのニャ。

そこでハードフォークをおこない、ハッカーが盗んだ取引記録を削除し、アップデートしたソフトウェアでの運用を続けました。


古い方のソフトウェアはどうなるのニャ?

ハードフォークに賛成しない人たちがいて、「イーサリアムクラシック」という名前で運営を続けることにしました。


ビットコインキャッシュと違って、古いほうが違う名前になったのニャ。

 

まとめ

通貨というよりも、「電子取引の場」として期待されているイーサリアム。

今後どうなるかはわかりませんが、そこでマイニングされる通貨「イーサ」は、ビットコインよりも速いペースでインフレが起こっています。

発行数に上限がないことから、将来的に価値が落ちる可能性もありますので、どう転ぶかはわからないといったところです。

ただイーサリアム2.0によって、供給量自体は減少していくとのことです。

投資をするにしても、一気に買うのではなく、積み立ての長期投資でやったほうがいいかなとは思います。

とにかく投資するならシステムを理解し、理解できなければ投資しないというスタンスを持ったほうがいいでしょう。


仕組債みたいに、痛い目に合うかもしれないニャ。

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