65歳以上は電車・バスが無料になるカードー手続きの手伝いに行政センターへ【台湾の高齢者福祉】

2020年1月2日

行政センター1

台湾では65歳以上になると、電車・バスが無料になるカードが発行されます。

またタクシーに乗ったばあいも、50元の割引が適応されます。

老人に対して優しい国ニャ。

ただしカードを得るためには、行政センターへ申請に行かなくてはなりません。

祖父は現在90歳を超えていますが、まだこのカードを持っていないとのことなので、行政センターへ取りに行きました。

今回はそのレポートと、じっさいに無条件で乗り放題なのかについて聞いてきました。

 

行政センターへ

行政センターの場所は大安森林公園の近くです。大安森林公園も散歩に良い場所なので、また後日レポートします。

行政センター2

台湾の役場はけっこうみんな親切。入ると職員が要件を聞いて、適切に対応してくれます。

老人用のフリーパスは建物の8階で手続きができるとのこと。ただ申請には身分証明書と顔写真が必要です。

写真がないので館内で撮れるところがないか聞いてみたところ、「上で身分証明書の写真をスキャンしてもらえば大丈夫」とのことでした。

合理的だニャ。

エレベーターに乗って8階へ。

 

カードの手続き

行政センター4

8階の受付は福祉関係をおもにあつかっているようで、老人や車椅子の方が多かったです。

整理券をもらってから、しばらく待たされます。椅子の上で横になって眠っている人もいました。

フリーダムだニャ。

行政センター3

テレビではディスカバリーチャンネルが放映されていました。ディスカバリーチャンネルやアニマルプラネットは高齢者に人気ですね。

行政センター5

スマホの充電場所。以前の記事でも言及しましたが、日本はこれが公共の場所に足りないと思います。

充電場所を増やしてほしいニャ。

 

カードの再発行

しばらく待たされた結果、どうやら祖父がすでにカードを持っていることが発覚。

しかしカードがあること自体、祖父は覚えていません。

再発行してもらったほうがはやいと思い、再発行手続きをしました。

いったん以前のナンバーを消去してもらわなければなりませんが、その手続きはカード管理会社のほうでやらなければいけないとのこと。

面倒だニャ。

カード管理会社に行かないといけないのかと思ったら、「電話で伝えて再発行のことを伝えるから大丈夫」といわれ、また待たされます。

だいぶ待ちましたが、なかなか手続きが終わりません。

様子を見てみると、手続きをしている職員がとなりの職員とおしゃべりをしていて、仕事が進んでいない模様。

声をかけたらすぐやってくれました。さっきまでの待ち時間はいったい……。

むだな時間だったニャ。

 

交通費はどこまで無料か

カードが手に入りましたが、電車・バス乗り放題というわけではなく、一カ月に480元(約1700円)までという上限がありました。

ただ65歳以上は交通費が半額になります。

地下鉄に乗ってもせいぜい10元ぐらいですから、実質乗り放題に近いでしょう。

またタクシーを利用するときもこのカードで50元引きにできます。ただしタクシーにカードを読むデバイスが設置されていないとだめです。

台湾はタクシーが日本に比べて安いので、50元の割引はけっこう大きいです。

一番大きなメリットは、地下鉄に乗るときにいちいち祖父の身分証明書を係員に提示して高齢者用チケットを買わなくていいことでしょう。

カードを通すだけで改札口が通れるニャ。

 

まとめ

台湾の交通カードは電車・バスが無料になるだけでなく、タクシーでも50元の割引が受けられます。

ただ乗り放題というわけではなく、480元という上限がありました。

しかし台湾では65歳以上は電車・バスの交通費は半額になるので、480元を使い切ることは少ないかと思います。

高齢者用の交通カードは65歳以上の台湾の国民に発行されますが、取得するためには自分で行政センターへ行かなければなりません。

自動的には送られてこないので、情報を知らない高齢者の方は不利な気がします。

日本でも高額医療費制度を知らないと還付を受けられないように、こういう情報はもっておいたほうがいいですね。